更年期の基本知識

更年期障害のホルモン治療

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更年期のつらい症状に苦しみ、そろそろホルモン治療を始めようかと考え始めてはいませんか?
更年期障害の治療には不安もあり、病院やクリニックに通うことに二の足を踏んでしまう人もいるようです。
そこで、この記事では更年期障害のホルモン治療の特徴・治療を始める時期・副作用について詳しく解説します。

女性の更年期障害のホルモン治療の種類は?

更年期のホルモン治療と聞くだけで、「注射をされるのでは?」と想い込んではいませんか?
更年期障害のホルモン治療のことを厳密にはホルモン補充療法と言い、アルファベットではHRTと言います。ホルモン補充療法には経口剤を服用する方法と経皮剤を塗る・貼る方法があります。それぞれの治療法の特徴の違いから見ていきます。

経口剤を服用するホルモン治療とは?

更年期障害のホルモン補充療法としてよく使われるのが、経口剤を服用する方法です。
経口剤にはプロゲステロン単剤・エストロゲン単剤、この2つをブレンドした経口剤もあります。
口から入った飲み薬は、肝臓から血液を通過しますが、ひとつ注意点を挙げると胃腸がと肝臓が丈夫でない人にはおすすめできません。

経皮剤によるホルモン治療とは?

経皮剤によるホルモン治療には、エストロゲンの塗り薬・貼り薬、プロゲステロンとプロゲステロンがブレンドされた塗り薬・貼り薬があります。
経口剤は体の内側から直接働きかける治療法、経皮剤は体の外側からの治療法です。

経皮剤によるホルモン療法では、皮膚から薬剤の成分が体内に吸収され、血液中に送り込まれていきます。そのため、経口剤と比較すると臓器への負担を最小限に抑えることができます。
しかし、皮膚に直接塗るため、皮膚が敏感な人には不向きです。ごくまれに、塗った部位にかぶれやかゆみなどの症状をともなうことがあります。

更年期障害のホルモン治療に期待される効果は?

更年期障害の治療法の一環としてホルモン補充療法には、どのような効果が期待されるのでしょうか。

骨粗鬆症の予防・改善の効果

人それぞれ個人差はありますが、骨密度の減少を抑え骨粗鬆症の予防・改善の効果が期待されます。更年期には女性ホルモンのエストロゲンが減少し、骨粗鬆症を発症率が高くなります。女性ホルモンと骨の代謝は切っても切り離せないほどの深い関係です。
ホルモン治療で体の内側・外側から女性ホルモンのエストロゲンを補充することで、不足分を補うことができます。

コレステロールを低下させる効果

ホルモン治療を受けることによって、コレステロールの数値を下げる効果が期待されます。コレステロールには善玉・悪玉がありますが、とくに血管性の病気に深く関わるのは悪玉コレステロールです。
ホルモン治療では悪玉コレステロールの数値を下げ、善玉コレステロールの数値を上昇させる効果が期待されるため、動脈硬化などの病気の予防効果に期待が高まります。

メンタル面を向上させる効果

更年期の女性はイライラ感・憂鬱感・不安など、メンタル面でも不調をきたすことがあります。ホルモン治療を受けることによって、不足する女性ホルモンのエストロゲンを補給できるので、メンタル面での不調の改善にも希望が持てます。メンタル面の不調が改善されれば、毎日の生活の質の向上にもつながり、穏やかな気持ちで過ごせるようになります。

更年期障害のホルモン治療の注意点は?

ホルモン治療をいつから始めるのか?

更年期障害のホルモン治療について、本格的に始めるタイミングは人それぞれ個人差があります。年齢・症状・体質などによって選択する治療法にも違いが出てきます。
本来、更年期障害のホルモン治療は、更年期障害の予防として行うものではありません。
ある程度なんらかの症状が出てきてから治療を始めることになります。
更年期は40代後半から50代前半の年代ですが、中には30代の頃から更年期障害になる人も珍しくありません。
20代・30代の若い女性でも卵巣の機能にトラブルが生じた場合や、ストレスや疲労が原因で女性ホルモンのバランスが崩れて更年期障害になるケースもあります。
とくに年代に関係なく、心身の不調に気づいたら、そのタイミングを見逃すことなく、早めに婦人科専門医の診察・治療を受けることをおすすめします。

ホルモン治療の副作用の心配は?

更年期障害のホルモン治療を受けることについて、副作用のリスクについてはどのような感じなのでしょうか。
ホルモン治療の種類や体質によって、副作用のリスクにはさまざまな違いがあります。
気になる副作用として、下腹部のハリ・乳房の違和感(ハリ・痛みなど)・吐き気などがあります。

ホルモン治療を受けている最中に副作用が現われた場合、ひとりで悩まずにすみやかに専門医に相談しましょう。薬を処方する頻度や薬剤の量を減らすことで、副作用が改善されるケースも多数あります。

ホルモン治療が不向きな人とは?

更年期障害のホルモン治療は、誰もが受けられるというわけではありません。血管・血栓にトラブルがあり、回復するための治療を受けている人にはホルモン療法はできません。
子宮がん・乳がんなどの婦人科系の病気の治療を受けている人も、ホルモン治療は受けられません。
その他の病気にかかっている人でも、治療に処方される医薬品との関係により、ホルモン治療が合わない人もいます。

まとめ

この記事では更年期障害のホルモン治療の種類・期待される効果・注意点についてお伝えしました。更年期のつらい症状が続くのは2~2年という人もいれば5年以上続く人もいます。中にはホルモン治療を受けることにためらい、不安になる人もいますが、ひとりで思い悩んでいても何も解決しません。
ホルモン療法はけっして苦しい治療ではなく、患者の症状や体質に合う治療をしてもらえるので何も心配はいりません。
ホルモン治療を受けてから、更年期にイキイキ・はつらつと元気な日々を過ごせるようになった女性はたくさんいます。更年期のつらさを乗り越え、明るい気持ちで過ごすためにも、気になる症状があれば信頼のおける専門医に相談してみて下さい。
治療の費用・気になる副作用・治療を受ける期間など、ホルモン治療に関する不安があれば、何なりと尋ねておくと良いでしょう。
医師との信頼関係を築いていくことで安心感が得られ、治療の効果にも希望が持てることでしょう。

  • この記事を書いた人
紫苑

紫苑

当サイトを運営している紫苑(48歳)です。私自身、更年期障害に悩み、いろいろな更年期サプリを試しています。そんな経験を生かし、同じように辛い症状に悩んでいる女性のためにサイトを立ち上げました。更年期サプリだけでなく、更年期についてたっぷり情報をお届けします♪

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